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〜勝手に名曲シリーズ〜 

こんにちは

 
通勤中の車内で流れた
 
目黒蓮の午後ティーのCMのメロディーがどこか懐かしい曲
 
しかし、曲名が、、思い出せない
 
もやもしたままクリニックにつき
 
他の職員が来るまでの間鼻歌を口ずさんでるうちに
 
僕は〜たーびだつー
 
という歌詞の一部だけが脳裏をよぎりました
 
こう言う時こそGoogle先生の出番です
 
「僕は旅立つ 歌詞 曲名」
 
で検索。
 
流石Google先生
 
一瞬で
 
「木綿のハンカチーフ」
 
と検索結果を出してくれました。
 
そして、朝からこの曲の深さにまた感銘を受ける。
 
切ないアンド切ない
 
でも、そこがまたいい。
 
恋人よ 僕は旅立つ
東へと 向う列車で
はなやいだ街で 君への贈りもの
探す 探すつもりだ

いいえ あなた私は
欲しいものはないのよ
ただ都会の絵の具に
染まらないで帰って 染まらないで帰って

恋人よ 半年が過ぎ
逢えないが 泣かないでくれ
都会で流行の 指輪を送るよ
君に 君に似合うはずだ

いいえ 星のダイヤも
海に眠る真珠も
きっとあなたのキスほど
きらめくはずないもの きらめくはずないもの

恋人よ いまも素顔で
口紅も つけないままか
見間違うような スーツ着たぼくの
写真 写真を見てくれ

いいえ 草にねころぶ
あなたが好きだったの
でも木枯しのビル街
からだに気をつけてね からだに気をつけてね

恋人よ 君を忘れて
変わってく ぼくを許して
毎日 愉快に過す街角
ぼくは ぼくは帰れない

あなた 最後のわがまま
贈りものをねだるわ
ねえ 涙拭く木綿の
ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい

 
都会に出た彼氏を田舎で待つ健気な彼女
 
都会の絵の具に染まらないでと願う彼女の思いとは裏腹に彼氏はどんどんシティボーイになっていき、、
 
都会で流行りの指輪を送るよなんて言うんですけど、
 
どんなダイヤの指輪よりどんな真珠の指輪よりあなたのキスほどきらめくものはないのよー
 
と返すんですよ。
 
なんて素敵。
 
世の中のハリー(ウィンストン)だのティファニーだのと言うてる女性に爪の垢を煎じて飲ませんとあきません笑
 
彼氏は都会を「華やいだ街」と表現した一方で、彼女は「木枯らしのビル街」と表現したのもまた都会へのそれぞれのイメージの違いを表現していて良いですな。
 
そして、ラスト、彼氏はまだ恋人よ
と語りかけてますけどね、
 
彼女は最後におねだりをするんです、指輪ですらいらないと断った彼女が、彼氏との別れを決断し、涙を拭うための木綿のハンカチーフをくださいとおねだりするんですね。
彼女は最後まで健気です。
 
彼女は草に寝転ぶあなただから好きだったんですよ、
洒落たスーツを着込んだあなたに惚れた訳じゃない
 
だからあなたの元から去るわけです
 
もう彼女が愛した男は都会に溺れて別人になってしまった訳です。
 
ほんとに昔の名曲というのは目を瞑ればその情景が目に浮かびます
そして登場人物の心情の切なさがまた美しさを感じさせます。
今の何言うてるか分からん早口の曲にはない良さがありますね。
 
木綿のハンカチーフのメロディが収納されたCDを買ってクリニックで流したいと思います笑
 
乞うご期待!!笑
 

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