こんばんは
毎年6月21日は個人的に少し切ない日です。
この日は1年で日の出から日の入りが一番長い日
そうです、いわゆる「夏至の日」です
この日を境に日の入りはどんどん早くなるわけです。
この時期は家を出る時間帯も、仕事が終わってからクリニックを出る時間帯も空が明るく
仕事終わりにハッピーな気分に慣れる時期です。
でも夏至を境にこれからはどんどん日が短くなります。
だから私にとっては6月21日はちょっぴり切ない日なのです。
少し医学的な話をすると
テレビなどで幸せホルモンと言われている「セロトニン」も日光を浴びることで分泌量が増えることが明らかにされています。
セロトニンの分泌量低下は「うつ」の原因になると現代の医学では指摘されており、精神疾患にも関係の深いホルモンになります。
日照時間の短い冬場に憂鬱な気分になる方が多いのも、日光を浴びる時間帯とセロトニンの関係性が一つの要因といえます。
蒸し暑い梅雨の時期、暑い夏、焦げ付くような夏の日差しに外出が億劫になる方もおられますが、1日の5分でも10分でも太陽の下に体を晒すのは心の健康にとっても大切なことですので、ぜひこれからの暑い季節も少しポジティブな気持ちで外出してもらえたら良いなと思います。
それでは、また
おやすみなさい