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自然界の厳しさを目の当たり。

こんばんは。

そして、お久しぶりです

6月ごろに息子が近くの公園でモンシロチョウを捕まえてきました。

虫籠で育てていたのですが、ひょっとすると卵を産むかもなと考え、キャベツの葉っぱを置いておいたところ奇跡的に産卵しました。

その数なんと50個以上!

「こんなに幼虫産まれたらどうする!?大変やで」

と夫婦間でなり、息子の通う保育園に相談すると「ぜひ分けてほしい」と言われ、半分以上を譲渡しました。

しかし、自然界はそんなんに甘くなかったのです。

我が家に残された20個ほどの卵のうち無事に孵化したのは5匹ほど、、

その5匹も日に日に数が減っていき、、

最終的には全滅していました。

保育園に譲渡した卵もすくすく育ったのは2匹ほどだったそうで、、

気になって調べてみたら

モンシロチョウは1匹あたりに300-400個の卵を産むそうですが、無事に羽化して成虫になれるのはそのうちのわずか0.6%だそうです。

つまり300-400個の卵を産んでも成虫になれるのは2匹いるかいないかということになります。

50個以上の卵を見つけて大興奮し虫籠が幼虫まみれになる心配をしていた自分に今なら言えます

「大丈夫やで、まず全部が生まれてくるわけじゃない。そしてその後も淘汰されて生き残れるのは限りなく0匹。自然界は人間が思うほど甘くないんやで」と。

 

PS

庭に今年植えたレモンの木の苗にもアゲハ蝶が産卵しにきましたが、今のところ孵化した卵は0匹です。

自然界は本当に厳しいなと思うと同時に命は尊い、モンシロチョウもアゲハ蝶も人も生まれてくることは奇跡なんだなと息子のおかげで?改めて思えた6月なのでした。

 

 

 

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