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桜の花びらの落ちるスピード

「桜の花びらが散るスピードって秒速5cmなんだって」

で始まる映画があります。

今や超有名人、新海誠さんの[秒速5センチメートル]という作品です。

この映画、すごく切ない。

幼馴染と両思いになった青年は、引越しで遠距離恋愛になり徐々に疎遠になり、別れてしまいます。

それでも、初恋の相手を忘れないんですね、主人公は。

社会人になって上京した後も他に彼女ができた後も、ずっとその初恋の相手の姿を都会の喧騒の中に探し求めるわけです。

そしてそれが原因で上京してから付き合っていた彼女に振られるわけですよ。

「あなたとは3年間付き合ったけど、こころの距離は10cmも縮まらなかった気がする」

的なことを言われて振られるんですよね(この彼女、振り方おしゃれ)

でもそんな男性とは対照的に初恋相手の女性はとっくに結婚して、その青年は女性の中では既に「過去の男」になっているわけです。

そしてラストシーン、なんとね、踏切ですれ違うんです、この二人が。

そしてそのタイミングで遮断機が降りて電車が通過するんですよ、憎たらしい遮断機

そして男性は電車が通過するのを待つわけです

「もしかして、今すれ違ったのは追い求めていた彼女なんじゃないか」と。

でもね、女性は振り返らずに行ってしまうんです。

女性も元彼とすれ違ったかもと思いながらも、電車が通過するのは待たずに行ってしまう。

なんとも切ない。

10年ぐらい会いたいと思っていた女性にもう少しで会えたのに、、

でもその切なさがgooですね。

その切なさを回収しにきたのが「君の名は」だったと僕は勝手に思っています笑

「君の名は」のラストは男女ともに振り返るんですよ

でも、秒速5センチメートルの時代のファンからするとあー深海さん女性にも振り返らしてしまいましたか、そこは切なさを残してくれよとちょっと勝手なことを思ったりもするわけですが笑

まあ女性目線からするとめめっちい男性でイラっとするのかもしれませんが笑

桜の季節になるといつもこの作品を思い出します。

皆さんも桜が散っているのを見かけたら

「あ、秒速5センチメートル」

って思いながら見てみてください笑

それとね、挿入歌の山下達郎のone more time,one more chanceっていう歌がいいんです。

「いつでも探しているよ、どこかに君の姿を〜」

っていう歌詞なんですけどね、この作品とのマッチ度がもうたまりません。

散々ネタバレをしてしまった気がしますが、気になる方は是非みてみてください。

医療関連のブログより雑談の方が圧倒的に長いという、、、

それでは、今日も1日お疲れ様でした。

おやすみなさい

 

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